アレルギー治療薬で副作用が少ないアレグラ

アレルギー治療薬で副作用が少ないアレグラ

アレグラはフェキソフェナジン塩酸塩を主成分とする、抗ヒスタミン薬です。
従来の第一世代の抗ヒスタミン薬は、眠気が強いという副作用が難点でした。
車の運転ができない、授業中眠くてたまらない、受験の時に鼻水や鼻詰まりがあると試験に集中できないが眠くなるのも困る、など多くの人が眠気に悩まされました。

この眠気の副作用を何とかしようと改良されたのがアレグラで、2000年に発売された比較的新しい第二世代の抗ヒスタミン薬です。

ほとんどの抗ヒスタミン薬の説明書には眠気を催すので車の運転には注意が必要だという旨の注意書きがありますが、アレグラにはこの類の注意書きがありません。
しかし、だからと言って眠気が全くないという訳ではありません。
多少の眠気はありますが、今までの商品の眠気を10とすると3~5くらいだと言われています。

効果は抗ヒスタミン薬の中では中くらいで、最高を10とすると、5前後でしょう。
アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎のかゆみ、皮膚炎によるかゆみなどに効果があります。

ヒスタミンだけではなくアレルギーの原因物質となるロイコトリエンや好酸球、炎症を引き起こして組織を傷つけるECPをブロックする作用や、炎症を抑える作用も合わせ持ってます。

アレグラには30mg錠、60mg錠以外にドライシロップや口腔崩壊錠(OD錠)もあります。
口腔崩壊錠は口に入れると唾液で溶ける錠剤なので、水がなくても服用できるし飲みこむことが難しくなった高齢者などでも容易に服用できます。

ドライシロップは乳幼児向けです。
2歳以上7歳未満の幼児には、ドライシロップで1回30mgを1日2回の服用になっています。

アレグラは1歳未満の乳児でも服用できることが特徴です。
6ヶ月から2歳未満の子供には、ドライシロップで1回15mgを1日2回の服用になっています。

成人の場合は、通常は1回60mgを1日2回服用します。
7歳以上12歳未満の場合は、1回30mgを1日2回の服用です。

アレグラには処方薬と市販薬があるけど違いは?

街のドラックストアにはたくさんの種類のアレルギー治療薬が並んでいます。
その中にはフェキソフェナジン塩酸塩を成分とする商品もあります。

しかし市販されている一般薬の場合は、フェキソフェナジン塩酸塩以外にも何種類かの有効成分を組み合わせた配合剤になっていることが大半です。
そのため、フェキソフェナジン塩酸塩の含有量が少ない商品もあります。
また、フェキソエナジン塩酸塩以外の成分の中には、あなたにとって余分な成分だという可能性もあります。

市販の一般薬は、誰にでも効くようにと言う観点で作られています。
言うなれば、大量生産している既製服を購入しているのと同様だと考えると良いでしょう。
スカートやズボンの場合は、丈を詰めたりして修正できますが薬の場合はそのような調整ができないので、あなたに合わない可能性もあります。

近年は、スイッチOTC薬が街のドラックストアでも購入できるようになりました。
スイッチOTC薬と言うのは、従来は医師の処方箋がないと購入できなかった薬が、安全性や有効性が確かだと判断されて街のドラックストアでも購入できるようにスイッチ(転換)された薬です。
医師が処方してくれる薬が街のドラックストアでも購入可能になったのです。

スイッチOTCは、有効成分の量も医療用の商品と同じ量になっている薬が大半です。
但し、病院でもらったものは1錠飲めば済むのに、スイッチOTCは2錠服用しなければならないということもあります。

抗ヒスタミン薬は、市販のものも医師が処方したものも一般的には風邪薬と一緒に飲んではいけません。
また、お酒を飲む前後の服用も止めてください。
アルコールによって薬の作用が増強します。

市販薬は特に、用法用量を守って注意書きをよく読んでから服用してください。